💭💭💭

オギャ〜〜〜〜〜

8/23

 ゲームのこと、ずっと好きだと思っていたけど実はゲームの中で行う戦闘であったり収集であったり「目的」として設定されている事柄について、基本的に興味がないのかもしれない、ということに気付いた。知らない風景が好きだ。これは現実でもそう。知らない道を通るのは面白い。見たことのないものがたくさんあるから。ゲームの中にある見知らぬ土地も現実と同様に未踏の土地であり、魅力を感じる。

 田舎に育つということはその空間に封じ込まれることに近い。小学生の間は一人で行ける場所は小学校のそこまで広くない校区内であったし、中学校は通っている中学校の校区内、高校生になると自力で行ける範囲(友人と自転車で市の繁華街まで繰り出すのが関の山、人によっては原チャでどこまでも行く)だった。どこまで行っても知っている風景が生活の中にある。ゲームは家にいながら見知らぬ土地を踏ませてくれる装置だったんだな、ということを今更ながらに思った。

 親があまりゲームを買ってくれない家に育った。父が隠れて単身赴任をした折にプレイステーション初代を買っており、帰ってきた時にめでたく我が家にそのプレイステーションがきた。それでもあまり子どもの頃にゲームに触れた記憶がない。ゲームというものは対戦して遊ぶものだという認識があった両親の下あてがわれたのはパーティーゲームが大量に入ったソフト、ブロック崩しのソフト、鉄拳など一人であまりどっぷり遊べないようなソフトばかりだった。ぼくのなつやすみ(2000) なんか発売当時か後からかは覚えてないが買ってくれたものの、わたしは当時小学生だった。現役小学生がやる、ぼくのなつやすみは言うてそんなに面白くもないので私はゲーム内の見知らぬ土地を歩き回り満足した後はほとんどプレイしなかった。それもあって、両親から「ソフトを買い与えても最後までプレイしない子」と思われたのかソフトが増えることはほぼなかった。

 中学生の時にたまたま気に入ったソフトがブックオフで見かけたペルソナ3で、高校受験を終えた後プレイステーション2とペルソナ3を購入し「ゲームをするぞ〜〜」と息巻いてプレイをした。あんまり時間がなくて結局クリアしたのは大学生になってからだったと思うが.... 

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